未来共創・日南市魅力あるまちづくり構想
私は生来の面倒くさがり屋なのかブログの新規投稿は年に1回位しか出来ていない。
かと言って、改善しなければともあまり思わないので、今のままで良いかと思っている。
さて、一昨年度から昨年度の初めにかけて日南商工会議所の「未来共創・日南市魅力あるまちづくり構想」の策定をお手伝いした。
日南商工会議所から日南市への要望書としての位置付けであるが、単に要望する事業を羅列するだけではなく、背景にある日南市の置かれた状況を踏まえて中長期的な視点も含めている。
商工業者を中心に「ひと・まち未来会議」を立ち上げて、意見要望等の抽出及び議論を重ねて、日南商工会議所の今後の「まちづくり」の方向付けをしている。なお、定量的なデータについては、少し古くなるがRESASを活用した。
「未来共創・日南市魅力あるまちづくり構想」は日南商工会議所ホームページで公開されており、下記の赤色文字「未来共創・日南市魅力あるまちづくり構想」をクリックして日南商工会議所ブログに入り、下部にある青色文字「要望・提案書」をクリックすると閲覧が可能になっている。
全国的に、特に地方の中小都市では縮小社会（人口、経済）の進行が顕著で、その対策が色々と試みられており、日南市においても例外ではなかった。
構想を策定するにあたって、「一過性の取組みではなく継続、発展していくこと」「複数の事業を関連付けること」「対症療法的な取組みではなく長期的なスパンで考えて抜本的な改善、取組みを行うこと」に留意した。また、まちづくりは複数の事業を関連付けて、複合的に仕掛けていくことが求められるため、多くの事業がどのように位置づけられて進められていくかをリーディング事業を中心に「まちづくりのシナリオ」を描いた。
詳細については上記の「未来共創・日南市魅力あるまちづくり構想」をご確認頂くことで割愛する。
検討プロセスは資料編として取りまとめており、日南商工会議所の承諾が得られれば興味を持った方には提供可能かもしれない。
「未来共創・日南市魅力あるまちづくり構想」は日南市への要望書としての位置付けがあるため、事業によっては「～事業に係る要望」という表記になっているのは致し方ない。
最も重要なことは「ひと・まち未来会議」及び地域が「未来共創・日南市魅力あるまちづくり構想」を画餅に終わらせることなく、実際に動き出すことである。
地方創生のモデルと言われた油津商店街を有する日南市の全市的なまちづくりが好循環していくことを祈っている。
