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2021/10/10
まちづくり所感

那覇のマチグヮー

久々の投稿。
コツコツが苦手な私にとって、この手の作業は向いてないようだ。

さて先日、那覇に行って来た。

目的は4ヶ月と1週間の緊急事態宣言から明けた那覇の某飲食店をお見舞いするために。
搭乗前に抗原検査を受けた後、機内では不織布マスクからN95マスクに付け替え、フェイスガードをして小まめに手指を消毒するためにアルコール消毒液をポケットに入れて。
フェイスガードをしている人なんて他にいないが、恥ずかしさも何もなく、ただ感染したくないだけの一言に尽きる。

県庁前のスクランブル交差点は、かつてインバウンドが押し寄せていた時とは180度様変わりして人通りもまばら。

国際通りも空店舗が随分増えたように感じられる。

平和通りも厳しそう…。

仮店舗で営業中の牧志第一公設市場にも寄ってみたが、若干空区画が増えたようにも見えた。

県庁前スクランブル交差点

国際通り

平和通り

訪問した某飲食店は農連市場の入口付近にあり、堅実な経営のもとコロナ禍を耐えしのいでいた。

飲食だけではなく、自店で加工品等も製造販売しており、1年の1/3を休業せざるを得ない状況になっても充分な体力を持ち合わせていたと思われる。

休業期間中にDIYで改装をしたとのことで、店内の雰囲気が変わっていた。

沖縄タイムス(9/11)によれば、沖縄県中小企業支援課のヒアリングで判明した2020年4月から21年8月までの間に新型コロナウイルスの影響による廃業件数は421件で、そのうち約200件は飲食業関係が占めているとのこと。

那覇はこれまで開業も多いが廃業も同じくらい多かった。ただ、廃業後に空店舗になっても直ぐに次の出店者が出る等、新陳代謝が活発であったがそれが停滞した状況にあるようだ。

コロナ禍において、飲食店はテイクアウトやデリバリー等の対応を強化しているが、飲食本来の楽しさ、コミュニケーション、満足感をお店で味わえる日が早く戻って来てほしいと思う。

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