2020/12/26
まちづくり所感
惜別・かごっまふるさと屋台村
かごっまふるさと屋台村が2020(R2)年12月31日をもって閉村する。
2012(H24)年のオープンから8年9ヶ月、その間2度のテナント入れ替えもあった。
鹿児島出張の時は福岡に戻る前、必ずと言っていいほど寄って、酔ってた。
新幹線に乗ると睡魔に襲われ、目を開けると博多だった。
かごっまふるさと屋台村には、「県産品の情報発信」「中心市街地活性化」「観光施設」「若手商業者の育成」という4つの目的があり、何れも高いレベルで達成したのではないだろうか。
屋台と屋台村の大きな違いは、前者が博多や呉などにある移動式で、後者が敷地内に複数の店を固定式で構える点である。
厨房を固定することで、屋台村は食品衛生法の基準がクリアでき、生もの(刺身等)の提供も可能となる。
屋台村は北海道帯広市で、空地を平面駐車場にしておくより、まちの活性化に資する利活用にと地元有志が考えて生み出された。
屋台村が主に北日本に広がっていったのは、寒い方が暖を取って味が出るからかもしれない。
全国の屋台村の半分くらいしか行ってないが、かごっまふるさと屋台村は最も成功しているものの一つではないだろうか。
かごっまふるさと屋台村の某店舗は既に多店舗展開し、従業員が2名独立している。
今までは集積の力が武器になっていたが、閉村後は個店の力をいかんなく発揮されるだろう!
鹿児島に行く楽しみがなくなってしまった…。
参考:屋台村の比較